最先端の治療で、
歯の健康を大切に守ります。
当院は保険診療大歓迎です。
無理に自費は勧めません。

ブロケアの重要性（その１）

　今宿歯科医院が行う「訪問歯科診療」は単なる入れ歯の作成や調整、虫歯治療にとどまりません。

　私たちが目指しているのは、

であり、予防歯科を中心に行っている当医院だからできるケアを患者様にお届けいたします。

口腔ケアとは

　口腔清掃・歯石の除去・義歯の調整・修理・手入れ・簡単な治療などにより口腔の疾病予防・機能回復を行い、食べる・話す機能を保ち、食欲を増進させ、体力をつけ、人とのコミュニケーションを可能にすることによりＱＯＬの向上をはかります。

　また、口の中の細菌が肺に入って起こる誤嚥性肺炎の予防に口腔ケアが非常に有効といわれています。

口腔ケアの目的

お口の中を清潔に保つ 虫歯、歯周病の予防、治療 口腔機能の維持、回復 歯周病巣感染や誤嚥性肺炎の予防 リハビリテーションによる嚥下障害の改善 お口の健康回復によるＱOLの向上

口腔ケアの主な効果

　

虫歯の予防

　　根面う蝕

　虫歯は虫歯でも、高齢者の方は根面う蝕という、若者には見られない特殊な虫歯ができるようになります。
　根面う蝕とは、歯の根元にできる虫歯のことで、特に高齢者に多く見られます。
　しっかりしていると思っていた歯が、根面う蝕でボロボロになり、突然根元から折れてしまいます。その歯がブリッジや義歯の支えになっていた歯だとしたら残念ながらブリッジも義歯も使えなくなってしまいます。
　噛む場所が少なくなると快適な食事もできなくなります。
　このような事は歯磨きが十分でない高齢者によくあることです。

★特徴★ 　歯は通常エナメル質という歯の表面を守る鎧があります。 しかし、歯ぐきが歯周病などで後退し出てきた歯の根元の象牙質の部分は、エナメル質に比べて軟らかいため、虫歯になりやすく、進行も早いのです。 　 また、高齢者は口腔乾燥症（※ドライマウス）の方が多く、だ液の量が少ないので自浄作用や抗菌作用など、お口の中を清潔の保つ作用が失われています。

　※ドライマウスとは

　多くは降圧剤や利尿剤などの副作用によりだ液の減少が起こります。
　唾液の減少によって
　・虫歯、歯周病の進行
　・口臭の増加
　・咀嚼障害、嚥下障害、味覚障害、潰瘍、発音障害、灼熱感
　などの症状が現れます。

歯周病の予防

　歯周病とは、口腔内の歯周病原性細菌（歯周病を引き起こす細菌）による感染症です。

　特に抵抗力の低下した高齢者に多くみられ、原因のひとつとしては、歯磨きがきちんとできていないことが挙げられます。

　歯周病が進行してしまうと歯がグラグラ揺れ、硬いものが噛めなくなってしまいます。

　また、歯周病菌がだ液と一緒に体の中に取り込まれると、色々な病気のリスクを高めてしまいます。

　健康なお口の中の人と比べると、

　心臓発作の発症率・・・・・２．８倍
　脳卒中・脳梗塞の発症率・・３．０倍

　といわれています。

　歯周病はお口の中だけの病気ではありません。

　お口の中を清潔に保ち、全身の疾病も予防していくことが大切です。

　NHKの「ためしてガッテン」でも取り上げられています。
　詳しくはためしてガッテンのＨＰ免疫力を低下・突然死を招く感染症をご覧ください。

口腔清掃（器質的口腔ケア）について

　歯ブラシによるプラークコントロールが必要です。