虫歯・歯周病予防は、歯ブラシではありません。それだけでは、80才で平均7~10本しか歯が残りません。現在日本でおこなわれている歯磨き、早期発見、治療では遅すぎるのです。
では、どうしたらいいのでしょうか?答えは簡単です。スウェーデン、デンマーク、フィンランドに学べばよいのです。
スウェーデンでは、80才で平均25本もの歯を残しています。しかし、なぜそれほどの歯を残せるのでしょう。
スウェーデンの人達は歯磨きがとても上手なのでしょうか。
そんなことはありません。逆に日本人ほど器用な民族はいません。また、統計によると日本人が世界で一番、歯みがきに長い時間を費やしてます。
それでは、スウェーデンにはとても素晴らしい歯みがきの道具があるのでしょうか。
いいえ、それも違います。現地の薬局にいっても、普通の歯ブラシを売っているだけです。むしろ日本の歯ブラシの方が機能的で、世界一だと思います。
彼らは砂糖をとらないのでしょうか。
いいえ、日本人の2倍は砂糖を取っていると思います。
間食をしないのでしょうか。
いいえ、午後のティータイムにお菓子を食べ、人生を楽しみます。しかも、その後で歯みがきをしません。そんなことしたら美味しいお菓子の余韻が楽しめません。
子供のころから学校で食後に歯磨きする習慣をつけているから?
いいえ、ちなみにフィンランドでは小学校での集団歯磨きは感染の危険があるから一切禁止です。
では、どうして・・・
答えは簡単です。
彼らは予防歯科に行き、定期的に歯のケアをやってもらっているからです。
つまり、いくら上手に歯みがきを頑張っても、残念ながら、プロが行う歯のケアには足元にも及ばないのです。
80歳になっても25本の歯で快適に過ごそうと思うのならば、まず、あなたの内なる敵が何ものでどれくらいいるかを知ることから始めましょう。
「敵を知り、おのれを知れば百戦して危うからず」孫子(中国の軍師)
敵は虫歯菌です。まずは、どの細菌がどれくらいいるか調べてみましょう。
それから感染の度合いに合わせて最適な予防法をアドバイスします。
誰でも、簡単に一生自分の歯で快適に過ごすためには、繰り返になりますが、歯磨きだけでは不可能です。
まずは、虫歯菌や歯周病菌に感染しているかどうかを調べることが第一歩です。
さて、この虫歯菌と歯周病菌ですが、実は調べる方法が異なります。虫歯菌は唾液をとって培養という方法で調べますが、歯周病菌は唾液からDNA鑑定で調べます。
なぜなら歯周病菌は空気がいないところに住んでいるので、顕微鏡では調べられないからです。
よく顕微鏡で細菌を見せる先生はいますが、歯周病菌は見ることができませんのでご注意ください。
今宿歯科では、定期検診・定期ケアで登録通院されている患者様が1000人以上、その数は毎月増加しております。
今宿歯科医院では予防歯科を通して、
一生、あなたの歯が健康で
快適に過ごしていけるためのお手伝いを
全力で頑張っています。
予防歯科は難しいの?いくらかかるの?
予防歯科は簡単です!あなたがすることは普通の歯磨きと
年に3~4回歯科医院に行きアロマの香りをかぎながら
快適な衛生士のケアを受けるだけです。
費用は保険中心なら3000円位~
虫歯菌の多いハイリスクの人で9800円です。
ホームページで定期検診のことを見たとお電話ください。
虫歯菌の母子感染予防
今宿歯科医院は、
虫歯菌の母子感染予防を実施している数少ない歯科医院です。
虫歯菌が母親から赤ちゃんに感染してしまうことをご存知の方は増えました。
しかし、実際はどうしても、スプーン等で口移しで食べ物をあげてしまい、結局お子様に感染させてしまうのが現状のようです。
今宿歯科でおこなっている方法は母子感染予防先進国フィンランド式です。
フィンランドでは虫歯菌母子感染予防は当たり前の予防法です。
そのフィンランドで実績をあげている方法を取り入れています。それらを日本人にも適した方法に改良を加え世界一の母子感染予防に仕上げ、実践しています。
詳しくは小児歯科のページをご覧ください。
(虫歯ゼロを目指して・・過去にNEWS23で取り上げられました)
ご参考(YouTube)
彼らはなぜ虫歯にならないのか?
ご存知ですか?
欧米諸国の高齢者の残存歯数(残っている歯の本数)平均をご存知ですか?
80歳時で、
日本は8.8本、
スウェーデンでは25本です。
スウェーデンと日本とでは、高齢者の残存歯になんと
16本もの差があります。その違いは一体何なのでしょうか?
調べてみると、定期検診を「受けている」のか「受けていない」のか の違いだということがわかってきました。
歯科医療先進国である
スウェーデンやフィンランドでは、定期検診の受診率が80~90%と高く、それに伴い80歳の残存歯数も高くなっています。
一方、
日本は受診率が2%とはるかに低く、残存歯数もわずか8.8本。
予防意識の違いは一目瞭然であり、残存歯数に大きく影響していることがわかります。
歯を残すことはどういったプラスがあるのでしょうか。
歯が20本以上ある人は、4本以下の人と比べて、全身にかかる医療費が、1年間に約25万円少なくなっています。これは約半分です。
もしあなたが40才だとして当院に予防で通われ25本以上の歯を80歳まで保った場合、
25万円×40年=1000万円 3割負担として
300万円です。家族が4人なら
1200万円
歯を大事にしなかった結果、金額にするとこれだけの損をすることになるのです。お金だけではありません。歯を残すという事は、歯医者での痛い思いや辛い思いをすることも無くなることはもちろん、身体全体の病気も減ります。
これは、国全体の医療費が減り、税金も安くなるもしれません。そうなれば本当に嬉しいですね。
全身と歯に関するリンク
岩見沢歯科医師会のサイトをご紹介します。
歯を失うと認知症のリスクが最大1.9倍に
ためしてガッテン「寝たきり予防の切り札 口腔ケア術(2007年07月11日放送)」