目次
- 予防歯科ってなんですか
- 予防って歯磨きをすればいいのではないの?最近言われるPMTCってなに。
- 具体的に予防ってどうやるの?
- 本当に予防なんてできるの?
- 治療を受けるのにセミナーは強制ですか?それに、セミナー代500円は高くないですか?
- 予防セミナーに参加してから治療をや予防を受けるかどうか決めてもいいですか?
- 予防が成功して虫歯や歯周病がなくなったら歯科医院は困るのではないですか?
- 自分は歯磨きをちゃんとしてますけど
- 歯磨きはしなくていいの?
- 本当にフィンランドでは虫歯がないの
- 虫歯の原因はプラーク(歯垢)ではないのですか
- 先生はどんなふうに歯磨きしているの?
- どんな歯ブラシがお勧めですか?
- 子供にはどんな歯ブラシがお勧めですか
- どんな歯磨き粉をお勧めですか
- フッ素は体によくないという人もいますが
- なんで予防なんて始めたの?
- ならなぜ予防をするのですか?
- 虫歯菌の母子感染予防はスプーンや箸の使いまわしをしなければ防げるのではないのですか
- 定期健診、定期ケアだけ今宿歯科で受けて治療は別の歯科医院でできますか?
- どんな歯科医院が理想と考えますか?
- 歯周病を自分でわかる判定法はありますか?
- 歯磨きは食後3分以内にすると悪いって本当?
- 顎を鍛えるために食事は30回咬んだ方が良い、また咬むことは脳の活性化にもつながると聞きますが、なかなか30回咬めません。どうしたらいいのでしょうか。
- 歯を強くするために牛乳を飲んだ方が良いと言われましたが、どうでしょうか?
- ではチーズやヨーグルトはどうなのか?
- 歯周病を治すと糖尿病も良くなるってホント?
- ビタミンCやEが歯肉に良いというのは本当ですか
- 歯周病の人は口臭予防薬や口臭予防の歯磨き粉がきかないとききましたが。
- 定期検診と定期ケアはどこが違うのですか
- どんな治療が一番いいのかわからないのですが?
- 定期健診は半年に一回くらいでいいですよね?
- 歯周病菌のDNA検査は高いのですか?
- 定期ケアは高くないですか?
- 私にもできますか?
- 歯周病の方が歯を失うことがあるというのは本当ですか?なんで治療方法がわかっているのに日本では歯を抜くことが多いのですか?
- 私は糖尿病ですが歯周病も直したいのですが?
- 夜中に口を開けて寝てしまうのですが
- 歯を磨いた後にフッ素入り歯磨き糊が入ったまま、すぐうがいをしないで数分待った方が良いと言う歯科医がいますが本当でしょうか?
- マウスウオッシュ(〇ステリン、〇ンダミン)はどうなの?
- 虫歯菌がいない人は絶対に虫歯にならないのですか?
- 虫歯菌や歯周病を除菌しても再感染する可能性はないのですか?
予防歯科ってなんですか
予防歯科とは虫歯や歯周病に成らないようにしてくれる歯科医院の未来形です。
予防って歯磨きをすればいいのではないの?最近言われるPMTCってなに。
統計では日本人は世界で一番歯を磨く国民だと言われています。 しかし、残念ながらみなさんが、学校や保険所で教わった歯磨きだけに頼った方法をとった結果、日本人は80歳で7本位しか歯が残っていないという、先進国中最低の、悲惨な状況になってしまいました。
予防を、国家プロジェクトとして実施したスウェーデンなどでは、80歳で平均25本以上歯が残っています。
私は小学校の校医をしていましたから、昔よく学校で、生徒の歯の汚れを染め出し液で染め出して磨き残しのチェックをし、磨き残しを磨く指導をしました。
しかし何度磨いても、根雪のように歯にこびりついた歯垢は、歯磨きでは落とせませんでした。泣き泣きやっている子供さんもいました。
歯科医院で衛生士さんに、歯磨きでは落とせないバイオフィルムという細菌の防御膜と、歯垢を両方落としてもらわないと、残念ながら虫歯や歯周病は繰り返されます。
それがPMTCと言われる方法です。
具体的に予防ってどうやるの?
(実践)虫歯や歯周病は感染症であるという観点から菌の除菌、善玉菌化をはかります。プロがあなたの磨き残しや、歯ブラシでは落ちないバイオフィルムを落とします。
(継続)スウェーデンでは90%、アメリカでは80%の国民が定期検診に通っています。それに対し、日本ではわずか、2%の国民しか定期検診を行っていません。
これは日本の厚生労働省方針で、予防に健康保険の適用を制限しているためです。まず、世界最先端の予防法を学び、自分で自分の健康を守っていくしかありません。
ただ、難しい方法では長続きしません。最先端の予防法とは、誰でも簡単に、気がついたら80歳で歯が25本以上残っていた、というのが理想です。
どなたでも簡単に実行できます。当院では、500円(税込)で母子感染予防教室、小児用虫歯予防教室、成人用虫歯・歯周病予防教室を開催しています。
詳細は、045-953-4500 へ電話にてお問い合わせ下さい。ご予約をお取りいたします。
本当に予防なんてできるの?
できます。なぜなら虫歯・歯周病は感染症だからです。100%遺伝ではありません。菌がいなければ感染症はおきません。菌を絶滅するか無力化します。
治療を受けるのにセミナーは強制ですか?
それに、セミナー代500円は高くないですか?
イイエ、もちろん参加は任意です。ただ、ご自分の歯で一生過ごされたいと少しでもお思いでしたら、是非参加されることをお勧めします。<br>
本来なら数十倍の価値があると思いますが、誰でもご参加いただけるよう、安価に設定してあります。<br>
また、皆様に大変わかりやすかったと好評で、ご満足いただいておりますが、万が一、内容にご満足いただけない場合には返金させていただいてます。
予防セミナーに参加してから治療をや予防を受けるかどうか決めてもいいですか?
もちろん 可能です。セミナーだけの参加の方もいらっしゃいます。治療は他院でやってもかまいません。
予防が成功して虫歯や歯周病がなくなったら歯科医院は困るのではないですか?
ハイとイイエです。確かに高額な治療は減るし、無駄に歯を削ったりすることもなくなるでしょう。
しかし定期的な衛生士によるケアは必要ですから、歯科医院は存続することになります。フランスなどの歯科医院はそのように存在してます。
虫歯予防先進国では、定期的な衛生士によるケアが歯科医院の主な仕事です。
スウェーデンでは未成年の100%、成人の80%が衛生士による定期ケアを受けています。その結果80歳で平均25本の歯が残っています。
自分は歯磨きをちゃんとしてますけど
当院にいらっしゃる患者様のお口の中を、歯垢染色液で染め出してみると、どなたも最初は平均50%の磨き残しがあります。
衛生士による歯磨き指導を五回ほど実施して、やっと平均20%の磨き残しになるのが精一杯です。
歯磨きに15分位かけ、それを毎日続けられる、意志の固い方はお続けになってください。ただ残念なことに、それでも平均20%の磨き残しがでます。
先進国の中で日本人は一番歯を磨いているのに一番虫歯が多いです。科学的に裏付けされた方法で虫歯予防されることをお勧めします。
歯磨きはしなくていいの?
いいえ、そうはではありません。プラーク(歯垢)1mgの中には、細菌が10億いると言われています。
一晩歯磨きをしないと、つまり10億以上の細菌が増えます。
それらの菌の出す毒素が、川で言う上流の部分で増えれば、下流の他の内臓に流れ吸収され全身を回ることになります。
本当にフィンランドでは虫歯がないの
二度フィンランドに研修に行き、お口の中を拝見しました。フィンランドでは、若い世代での虫歯は本当に珍しいのです。
虫歯菌母子感染予防、定期ケア、そしてキシリトールの摂取で虫歯は防げます。
虫歯の原因はプラーク(歯垢)ではないのですか
ハイそうとも言えますがプラークが少しぐらいできても虫歯菌がいなければ虫歯にはなりません。
先生はどんなふうに歯磨きしているの?
自分は虫歯菌も歯周病菌もいません。自分は一日二回、音波ブラシで2分づつ磨いています。一回は食前ともう一回は食後です。
(施設に入っているので)更に以前は自分で、歯間ブラシをやっていましたが障害者ですから今はできません。
正直磨き残しは、とてもたくさんあると思います。障害者ですから当たり前ですが、器用には磨けません。
今はできないので、週に一度、歯間ブラシを衛生士さんにやってもらっています。
お勧めはしないですが、歯を磨いた後に甘いものを食べることもあります。それでも40年以上、歯の治療とは無縁です。
どんな歯ブラシがお勧めですか?
ずばり音波ブラシをお勧めします。ソニックケアなどと呼ばれているものです。
アメリカの歯科医院では音波ブラシを使わない患者様には、被せた(補綴した)冠やインプラントの保障をしないところもあります。
部屋掃除をするとき、掃除機とほうきと、どちらを使いますか?
音波ブラシはよく落ちます。ゆっくりと歯に添わせるように動かしていきます。
子供にはどんな歯ブラシがお勧めですか
子供さんの方が、一般的に大人より不器用です。子供さんこそ音波ブラシを使うべきです。
今は音波ブラシでもペンシルタイプの持ちやすいものがあります。
どんな歯磨き粉をお勧めですか
40代以上の方は、メダカという魚をよくご存知だと思います。昔は小川や池にはどこにでもいる当たり前の魚でした。
そのメダカは、今絶滅危惧種です。なぜでしょうか。日本に合成洗剤(合成界面活性剤)が登場したのと、
時を同じくしてメダカは絶滅の道をたどりました。水槽にメダカを入れ洗剤を入れるとすぐに死んでしまいます。
歯磨き粉はどんなに口をすすいでも口の中に残っていますし、皮膚や粘膜からも直接吸収されます。
つまり洗剤を飲んでいるのと同じことです。一般的な歯磨き粉には、合成界面活性剤が入っています。
メダカと同じ運命をたどらないために、合成界面活性剤が入っていない歯磨き粉をお使いください。
参考:
(YouTube動画:合成界面活性剤)
参考:
(YouTube動画:鮎が死んでいく)
参考:
(YouTube動画:マウスの実験)
参考:
(YouTube動画:実験 メダカと合成界面活性剤 歯磨き粉)
参考:
(ニコニコ動画:実験 メダカと合成界面活性剤 歯磨き粉)
(鮎、マウス、メダカの実験はショッキングな動画ですので視聴はお勧めしません)
<当院でお勧めしている歯磨き粉>
シャボン玉せっけんハミガキ
パックスナチュロンハミガキ
ルシェロペーストマスティック
当院では、合成界面活性剤が入っていない歯磨き粉の販売を始めました。もちろん、ドラッグストアー、インターネット等でもお買い求めできます。
フッ素は体によくないという人もいますが
フッ素単体で見ると、確かにそのようなデータもあります。 しかし、残念ながらフッ素はお茶をはじめ、自然界の多くの食物に含まれています。避けて食生活をおくることは不可能です。
紫外線が、皮膚癌になりやすいのはよく知れたことです。ところが、紫外線を浴びた人の方が全体的な発がん率が下がるのはご存知でしょうか?
大腸癌や他の癌に対しては逆に抗がん作用があり、トータルでみると紫外線を浴びた人の方が、あびてない人より癌は少なくなるのです。
夜勤専門の、紫外線をあびない看護師は、日中勤務の看護師の2倍の発がん率です。
アラスカやカナダなど紫外線の少ない地方に住む人は、紫外線が多い赤道地帯に住んでいる人よりも癌の発症率は増えます。
また、フッ素がたくさん入った、日本茶を多く飲む静岡県の人は、癌の死亡率が少ないそうです。
参考:
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110112.html
(ためしてガッテン「お茶!がん死亡率激減!?超健康パワーの裏ワザ」2011年1月12日放送)
歯科医院でのフッ素は歯に限定しています。つまり、フッ素とうまく付き合う道を考えることが賢い選択と言えます。
なんで予防なんて始めたの?
歯科医になったころの自分は、学会・セミナーオタクでした。
最新・最善の治療を患者様に喜んでいただけるだろうと、また歯科医としての満足感も得られるだろうと月に数回のいろんな分野のセミナーに参加し研鑽し、
また大学の補綴科に所属し、週に一度大学に通い顎関節症、入歯、などを勉強し正直他の歯科医の数倍は勉強したと思います。
しかし、そういった当時最先端の治療技術を、自信を持って患者様に施しても数年後にダメになってしまうケースがありました。
正直申し訳ない気持ちでいっぱいでした。本当に自分を信じ、大切なお口の中を任せていただいたのに、その期待を裏切ってしまった自分の未熟さを責めました。
患者様の管理が悪かった、定期健診にあれだけ来てくださいねと言ったのに来てくれなかった、と責任転嫁はしたくありませんでした。
ダメなものはダメなのです。患者様が歯磨きをなさらなくてかぶせものが悪くなっても、それは歯科医の責任なのです。
患者様の中には、一生懸命歯磨きなどを続けていただいている患者様も、もちろんいらっしゃいます。
しかし、現実には定期健診が近づくと、いつもより少し丁寧に歯を磨いて歯科医院に来院され、定期健診が終わるとまた元に戻ってしまう方がほとんどという事が、現実ではないでしょうか?
そんな方にでも無理なく、簡単に、歯を残して快適な生活をしていただくようにするのが歯科医としての使命ではないかと考えるようになりました。
そんな時にそれが実際にできるようになったと考えられたのが、最新現代予防学です。
虫歯菌は、
母子感染予防でゼロにするか、キシリトール・PMTCで無力化する。そして歯周病菌は、
オゾンナノバブル水、レーザー光線、抗生物質等を総合的に用いて絶滅させる。
キシリトールを勉強するために、予防先進国フィンランドに2回研修に行き、歯周病菌はその道の最先端の予防法を行っている方から学びました。
それらを統合し、日本人にも無理なくできるよう改良を加えました。歯周病学会でも数回研究発表をし、日本フィンランド虫歯予防学会でも何度かその成果を発表し、お褒めの言葉をいただけるようになりました。
これしか方法はないと考えた末の結論です。
虫歯菌の母子感染予防はスプーンや箸の使いまわしをしなければ防げるのではないのですか
熱いものをフッーフッーと冷やすだけでも、唾液が霧状になって虫歯菌が移ると言われています。専門家にご相談ください。
定期健診、定期ケアだけ今宿歯科で受けて治療は別の歯科医院でできますか?
ハイできます。もちろん治療をする歯科医院には秘密にできます。
どんな歯科医院が理想と考えますか?
治療は一度きり。あとは定期ケアだけ続けていただくことが理想と考えます。
削る歯は最小限、なるべく歯の神経をとらず、痛みもなく、快適に治療を済ませ、金属アレルギーの原因がない詰め物やかぶせものをしてくれて、自覚症状のない顎関節症も治してくれる。
歯の神経の治療も手抜きなく行って再発なし、虫歯菌も歯周病菌もコントロールして、できればゼロ、最悪でもそれに近い状態に保ってくれるという事です。
歯周病を自分でわかる判定法はありますか?
よく雑誌やテレビなどで歯周病の自己診断法というのがあります。しかし、まったく無意味ではありませんが、ほとんど使い物にならないと言えます。
なぜなら歯周病は、自覚症状が出たときには、もうかなり進行してしまっているからです。
人間の体は、癌ができても、中性脂肪が高くなっても、糖尿病になっても、自覚症状が出るまで待っていては手遅れの場合が多いことはご存知だと思います。皆、それを知っているから人間ドッグなのがあるのです。
いいかげんな自己診断をせず、歯医者に行って歯周病の検査をなさるべきだと思います。保険証を出して、約3,000円でできる検査です。
歯磨きは食後3分以内にすると悪いって本当?
大昔、食後3分以内に、毎食後3回、3分間磨くのが良いと言われてきました。
しかし、残念ながら現在、これは完全に否定されています。
日本人の90%という虫歯菌保有者の場合、食後は虫歯菌が活性化し乳酸をだし歯を溶かしている状態です。それは約30分間続きます。
その時歯の表面は大変もろくなっています。その時に歯磨きをしたら歯を痛めます。ですから絶対に、食後30分以内は虫歯菌保有者は歯を磨く事は避けてください。
一方虫歯菌がいない人、いつもキシリトールをガムを噛んでいる人は、食事をしてもお口の中が酸性になりませんから、いつ磨いてもかまいません。
一般的には、食後はキシリトールガムをかんで、30分以上たってから歯磨き!が正解です。
顎を鍛えるために食事は30回咬んだ方が良い、また咬むことは脳の活性化にもつながると聞きますが、なかなか30回咬めません。どうしたらいいのでしょうか。
確かによく咬むことは理論的にいろいろとメリットがあります。しかし残念ながら自分もこの方法を試みましたが無理だと気が付きました。
縄文時代の固い食物ならいざ知らず柔らかさを競っている現代食で30回咬むことは苦痛以外の何ものでもありません。
楽しみが苦役になり長続きするわけがありません。
ではどうすればいいか?答えはキシリトールガムを噛むことです。関節の軟骨に共通して言えることは負荷の少ない運動を繰り返すことです。
虫歯予防にもなり、癌の予防、脳の活性化、関節の訓練、あごの骨の訓練など、一石何鳥にもなります。
歯を強くするために牛乳を飲んだ方が良いと言われましたが、どうでしょうか?
ペットの犬に牛乳を与えない方が良いということが、現在常識になってきております。
なぜなら、牛乳の中に含まれる乳糖を分解する、ラクターゼという酵素が犬はとても少なので消化されないからです。
犬にダメなものが人間に良いはずがありません。人は乳児期にはラクターゼ酵素を多く持っていますが、離乳期以降、日本人は、5歳の子供で50%、成人の80%以上が分解酵素を持ってないと言われています。
つまり牛乳は多くの人にとって体に良くないと言えます。食中毒(急性腸炎)や飲み続けると白内障になる可能性が高いとも言われています。
参考:(
Yahoo知恵袋)
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n125636
(Yahoo知恵袋:乳 アレルギー(乳糖不耐症)日本人約8割近くが乳糖を分解する能力を持ってない)
実際に入院患者に実験したところ、牛乳を飲まない人の方が早く退院できるという研究結果があります。ドイツでは乳糖が入っていない牛乳が大流行だそうです。日本も早くそうなれば良いですね。
歯を強くしようと牛乳を飲むのはやめましょう。高温殺菌の一般的な牛乳はホモジナイスされていてさらに危険です。
ではチーズやヨーグルトはどうなのか?
チーズは牛乳のたんぱく質や脂肪、カルシュウムを凝縮したもので、チーズ一切れ(20g)と牛乳コップ一杯(200ml)はほぼ同じ栄養価です。
チーズを作るときに、牛乳の液体部分ホエー(乳清)を取り除くとき、ほとんど取り除かれると言われています。熟成したチーズほどそうです。ですから、チーズは食べても大丈夫なことが多いです。
ヨーグルトも乳糖がたくさん含まれていますが、乳糖分解酵素(ラクターゼ)を合成する微生物が含まれており、これが乳糖の分解を助けるため一般的には大丈夫だと言われています。
歯周病を治すと糖尿病も良くなるってホント?
本当です。重篤な糖尿病の患者様に糖尿病の治療を全くしないで、歯周病の治療をしたところ糖尿病が改善したという科学的なデータがあります。
もちろんよく言われるように、糖尿病患者は歯周病になりやすいです。しかし、一般的に歯周病菌のいない人は糖尿病が悪化しても、歯周病は悪化しません。
参考:(
糖尿病ネットワーク)
http://www.dm-net.co.jp/okuti/2004/02/002.php
(糖尿病ネットワーク:糖尿病と口の中の健康)
糖尿病の方は、炭水化物を断つ食事療法をお勧めします。歯周病と同時並行の治療もお勧めします。
糖尿病でも使える糖分、羅漢果(ラカンカ)は腸で吸収されません。ステビア・エリスリトールも大丈夫です。
ビタミンCやEが歯肉に良いというのは本当ですか
本当です。ただビタミンCは、生のキュウリ・ニンジン・かぼちゃと一緒にとると、アスコルビナーゼというビタミンC分解酵素によって分解されてしまうため、一緒にとるのをやめるましょう。
ビタミンEは脂溶性ビタミンで体に蓄積されるので摂り過ぎに注意しましょう。
歯周病の人は口臭予防薬や口臭予防の歯磨き粉がきかないとききましたが。
定期検診と定期ケアはどこが違うのですか
お部屋のチェックを例にとってみましょう。お部屋をチェックして、汚れていようがきれいだろうかそんなことにはお構いなく、壊れている箇所を調べるのが定期検診です。
お部屋の壊れている箇所をチェックするだけでなく、きれいにゴミを片づけ、拭き掃除をしてピカピカにし、次回のチェックまで汚れがつかないようにするのが定期ケアで、PMTCや、PTCと呼ばれるものです。
虫歯と歯周病を予防します。
どんな治療が一番いいのかわからないのですが?
どこの歯科医院のホームページでも、みな良い事ばかり書いてあって判断に迷ってしまいます。
一つ言えることは、どんなに最先端の進んだ治療を、腕の良い、超一流の歯科医が治療したとしても、定期ケアをしないとダメになり、歯医者のカモにされるだけならまだしも、歯を抜く羽目になるとご理解下さい。
将来健康を損ない、寿命が縮まり、認知症になりやすくなり、美味しい食事も取れず困るのはご自身だということを、ゆめゆめ忘れないでください。
ツケは将来必ず払わされます。100円均一で買ったものは使い捨てにしてもいいかもしれませんが、高価な家、車、洋服等、すべての物は定期ケアが必要です。
定期健診は半年に一回くらいでいいですよね?
イイエ。1週間〜6ヶ月と考えて下さい。個人の危険レベルによって異なります。
虫歯菌や歯周病菌にどれ位感染しているかによって異なります。
もちろん、どちらの菌にも感染していないのであれば半年に一回くらいで良いと思います。
また、全身の健診状態によっても異なります。例えば、糖尿病だったら短めの定期ケアをお勧めします。
とにかく、アバウトではなく科学的な根拠が必要です。ピロリ菌に感染していれば、胃の定期健診を短めにしたほうがいいのと同じです。
もっとも、ピロリ菌がいれば除菌してしまうのが一番です。お口の中も同じです。
ちなみに、ピロリ菌も口を介して感染すると言われています。空気感染ではありません。生まれたばかりの赤ちゃんは無菌ですから。
歯周病菌のDNA検査は高いのですか?
親子関係などのDNA検査の平均料金は42,000円だそうです。当院の場合は、検査での利益は全くありません。検査法はまったく同じですがほとんど実費だけいただいておりますので、経費を考えると赤字になります。
世の中の歯科医院にDNA検査を普及させるまでの、今だけのお得料金です。
余談ですが、当医院は以前、日本一の検査数を誇っておりました。
定期ケアは高くないですか?
美容院に日本人が行く頻度は一番多いのが2ヶ月に一回、その次が3か月に一回です。あなたの体の一部を守るためには必要な経費と考えてください。
歯を失うという事は、将来松葉づえや車いすのお世話になるのと同じことです。
私にもできますか?
できます。ただやるやらないは本人の意思です。医学的には99%可能です。当院ではすでに約1,000人の方が予防に参加されています。延べの人数ではありません。現在参加されている方の人数です。
早く始めた方ほど歯が残ります。
歯周病の方が歯を失うことがあるというのは本当ですか?なんで治療方法がわかっているのに日本では歯を抜くことが多いのですか?
ズバリ日本の保険制度の問題があります。歯周病の治療をしても歯科医院は儲からないし、他の先進国では当たり前の最先端の治療であっても、日本では保険を認める気配もありません。
歯科医院も経営が厳しいのです。残念ながら利益がでない治療を続けられる歯科医院は少ないと言えます。歯石をとるだけでは歯周病菌は治りません。
私は糖尿病ですが歯周病も直したいのですが?
以前は糖尿病の方は、歯周病が悪くなると言われていました。現在は歯周病の治療をすると糖尿病もよくなるというのがわかってきています。つまり、両方同時に治すのが効果的という事です。
糖尿病の治療としては、炭水化物(主食・糖質)を制限すると大幅に改善しますが、同時に、歯周病菌の除菌療法をすると良いでしょう。
ラカントSという甘味料は糖尿病の人がとってもまったく問題ありません。(アマゾンなどで売っています)
もちろんダイエットにも効果あります。炭水化物を抜けない方は白いんげんのサプリが効果があります。
炭水化物の吸収を70%阻害してくれます。ただし下痢とかをしやすくなる方もいますので体にあったものを選びましょう。
夜中に口を開けて寝てしまうのですが
夜中に口を開けて寝るのは虫歯や歯周病予防の観点からまことに良くありません。医学的な観点からもよくありません。
お口の体操をするなどの方法もありますが、それぞれの場合でいろいろなケースが考えられます。病院に行って相談してください。
歯を磨いた後にフッ素入り歯磨き糊が入ったまま、すぐうがいをしないで数分待った方が良いと言う歯科医がいますが本当でしょうか?
マウスウオッシュ(〇ステリン、〇ンダミン)はどうなの?
歯磨き粉より数倍危険です。メダカのようになりたくなければ使わないでください。
参考:http://biz-journal.jp/2014/02/post_4242.html
(BusinessJournal:ヘルス・ライフ)
参考:
http://www.rikuyosha.co.jp/column/mari/post-23.html
(SLOW LIFE IN BERKELEY:vol.30 さわやかな口腔ケア)
合成界面活性剤が入っていないマウスウオッシュなら大丈夫です。ネットやドラッグストアーでお求めください。
虫歯菌がいない人は絶対に虫歯にならないのですか?
残念ながら絶対ではありません。
私も虫歯菌はいないのですが子供の頃半年位ただの一度も歯磨きをしないで大好きなチョコレートは食べ放題という生活を続けた結果2本虫歯になりました。
その後一日に一度の歯磨きをするようになって虫歯にならなくなりました。
現在は念のため一日2度磨きし歯間ブラシを週一でやってもらっています。
また、虫歯菌が無い人は変な自信を持ってしまって、油断して歯周病になり歯をなくしてしまう人も多いです。
虫歯菌や歯周病を除菌しても再感染する可能性はないのですか?
虫歯菌はまず心配ないです。
問題は歯周病菌で歯周病菌はいなくてもお口の中を不潔にしている状態で歯周病菌を持っている人とディープな接触を繰り返すと再感染する可能性がないとは言えません。
それを防ぐためにはお口の中を清潔に保つていることです。
衛生士の定期ケアと
オゾンナノバブル水での日頃からのうがいをお勧めします。